リコール対応レポート|ブレーキオペレーティングシミュレーター交換と作業内容を徹底解説【HONDA VEZEL VOL.89】
投稿日: 2026年3月30日
メーカーであるホンダからリコール(無償修理)の通知が届いたため、ディーラーにて
対応作業を受けてきました。
今回のリコールは2023年12月に届け出された「改善対策」に該当するもので、
初回はソフトウェアアップデートによる暫定対応が実施されていましたが、
部品供給の目処が立ったことで対策部品への本格交換が実施される流れとなります。
当方が所有する車両は以下の通りです。
HONDA VEZEL 2022年式 e:HEV Z 2WD(6AA-RV5)
本記事では、実際のリコール作業内容・交換部品・作業時間・試運転レビューまで、
オーナー視点で詳しく解説していきます。
ご愛用車についての大切なおしらせ
-無償修理作業についてのご案内-
■今回のリコール対象部品とは?ブレーキオペレーティングシミュレーターの役割
今回交換対象となる部品は、
「ブレーキオペレーティングシミュレーター(Brake Operating Simulator)」
これはハイブリッド車(e:HEV)特有のブレーキシステムにおいて非常に重要な役割を担う
コンポーネントです。
回生ブレーキと油圧ブレーキの協調制御(ブレーキブレンディング)を行う際、
ドライバーに違和感のないペダルフィーリングを再現するための疑似負荷装置となります。
つまり、電動化されたブレーキシステムにおける「踏み心地の演出装置」とも言えます。
初回リコールでは点検およびECU制御のアップデートが行われましたが、
今回は根本対策としてユニットごと交換となります。
■リコール対象車は約58万台|あなたの車も対象か確認を
今回のリコール対象は以下の通りです。
対象車種:ホンダ13車種 / 578,956台
対象範囲が非常に広いため、ホンダ車オーナーの方は一度公式サイトで確認することを
おすすめします。
▼リコール検索はこちら
https://www.honda.co.jp/recall/
当車両の検索結果を参考まで。
■ディーラー入庫から作業完了までの流れと所要時間
今回の作業は事前予約必須で、作業時間は約4時間と案内されました。
13時に入庫し、作業完了予定は17時頃とのこと。
入庫時には以下のようなヒアリングもありました。
- ブレーキペダル操作時の異音(カチカチ音)
- 低速走行時のブレーキ鳴き(キーキー音)
これらはリコール対象外ではあるものの、同時に点検・簡易対応してもらえるとのことでした。
■代車レビュー|現行N-WGNの乗り味と印象
作業中は代車として現行モデルのN-WGNを借りました。
近年の軽自動車は装備・安全性能ともに大幅に向上しており、以下の点が印象的でした。
- コンパクトで取り回しが非常に良い
- 視界が広く初心者でも運転しやすい設計
- 価格帯は軽自動車としてはやや高め
街乗り用途としては非常に完成度が高く、セカンドカーや女性ユーザーにも適したモデル
と言えます。
■実際の交換作業内容|ブレーキユニットASSY交換
今回の作業では、ブレーキペダル奥に配置されるエンジンルーム内のユニットを丸ごと交換。
具体的には以下の部品です。
KIT BOS ASSY(部品番号:064693N0305)
このユニットは、ブレーキブースターや電動制御ユニットを含む大型アセンブリで、
重量もかなりあり、片手では持てないレベルです。
内部の電子制御部品に不具合の可能性があるため、分解修理ではなくASSY交換
となっています。
修理後にディーラーからいただいた整備レポート画像を一部抜粋します。
■追加対応|ブレーキ鳴き対策とサービス内容
リコール作業とは別に、以下の対応も実施されました。
- ブレーキ鳴き対策(鳴き止め剤塗布)
- 洗車サービス
ディーラー対応の質の高さを感じるポイントであり、ユーザー満足度の向上にも
繋がります。
■試運転レビュー|交換後のブレーキフィーリングの変化
作業完了後は実際に都心部(渋滞環境)で試運転を実施。
ブレーキ使用頻度が高いシチュエーションで確認しました。
結論として、基本的な制動フィーリングは大きく変わりませんが、以下の改善が体感できました。
- ペダル操作時のカチカチ音が完全に解消
- 踏力に対するリニアな制動感の向上
- ペダルタッチがよりスムーズに
特にカチカチ異音の解消はストレス軽減に直結し、日常使用において非常に大きな
メリットです。また、ブレーキ鳴きについても改善されており、サービス対応の効果を
実感できました。
余談ではありますが麻布のラーメン屋まで行きました。
かおたんラーメン
■まとめ|リコールは面倒ではなく“安心を買う機会”
リコール対応というとネガティブな印象を持ちがちですが、今回のように
- 安全性の向上
- 不具合の根本解決
- 付加サービス(点検・洗車など)
といったメリットも多く、むしろ車両コンディションをリフレッシュする良い機会と
捉えるべきです。特にハイブリッド車や電子制御ブレーキ搭載車は構造が複雑なため、
メーカー主導の対策は非常に重要です。
ホンダ車オーナーの方は、この機会にぜひ一度リコール対象確認を行ってみてください。
しまい

















