ユニバーサルプーリーホルダー(U字型)適応範囲 75~160(φmm) 工具レビュー 駆動系メンテの必需品|ヒジリダ
投稿日: 2026年2月16日
スクーターの駆動系メンテナンスを行う際、絶対に必要になる専用工具があります。
それがユニバーサルプーリーホルダーです。
特にCVT(無段変速機)を採用する原付・125ccスクーターでは、
- ドライブフェイス(プーリー)
- クラッチアウター
- セカンダリーシーブ
これらのナット脱着時に空回りを防止する回り止め工具として必須になります。
今回は適応範囲75~160mmのU字型プーリーホルダーを購入したので、
レビューと使い方を詳しく解説します。
ユニバーサルプーリーホルダーとは?(役割と必要性)
プーリーやクラッチのナットは非常に強く締まっており、通常のレンチだけでは回すことが
できません。インパクトレンチを使えば簡単に外すことも可能ですが、
締め付けは必ず規定トルク管理が必要です。
トルク管理を怠ると以下のトラブルが発生します。
- 走行中のナット緩み
- クランクシャフト破損
- 異音・振動の発生
- 最悪エンジン故障
つまりDIY整備ではインパクトだけに頼るのは危険であり、確実に固定できる回り止め工具が
必要になります。
Y字型とU字型の違い
プーリーホルダーには主に2種類あります。
Y字型
- ピンを穴に引っ掛けるタイプ
- 車種専用性が高い
- 合わない車種が多い
U字型(今回紹介)
- ベルトで固定する万能タイプ
- 適応範囲が広い
- 傷が付きにくい
- 初心者でも扱いやすい
過去にY字型を購入しましたが、当スクーター(NMAX125)では使い勝手が悪く不安定だったため、
汎用性の高いU字型に買い替えました。
Y字型レビューはこちら↓
主な用途と対応車種
用途
- ウエイトローラー交換
- Vベルト交換
- クラッチ交換
- プーリー清掃
- トルク管理締め付け作業
対応
- 原付スクーター
- 125ccクラス
- 150〜250cc小型スクーター
注意
- ホンダ・ヤマハ一部歯車固定式は不可
- セピアZZ・アドレス系一部不可
- ビッグスクーターは大型サイズ必要
U字型プーリーホルダーの使い方
① 車体の準備
- センタースタンドで安定させる
- クランクケースカバーを外す
- プーリーナット位置を確認
② フロント(プライマリー)プーリー固定
- Vベルトが張っていない状態にする(最重要)
- ドライブフェイスにベルトを掛ける
- ハンドルを回して締め込み固定
- フレームや地面に当てて支点を作ると安定
- トルクレンチで規定トルク締め
ポイント:ここでの固定が甘いとシャフト破損します
③ リア(セカンダリー)クラッチ固定
- クラッチアウターにベルトを掛ける
- ハンドルを回して固定
- レンチでナットを回す
実際に使ってみた感想(レビュー)
- 滑らない
- 傷が付かない
- 車種を選ばない
- トルク管理が安全にできる
特にNMAX系エンジンとの相性が非常に良いです。
Y字型と違い、「掛からない」「ズレる」「怖い」が無くなりました。
DIYで駆動系を触るなら最初に買うべき工具です。
まとめ|CVT整備の必需品
スクーター整備において一番危険なのは「適当に締める」ことです。
プーリーナットはエンジン直結部品のため、正しい固定・正しいトルク管理が必須になります。
U字型プーリーホルダーは
- 安全
- 確実
- 汎用性が高い
と三拍子揃った工具でした。
駆動系メンテをする人は必ず持っておきましょう。
解説動画
分かりやすい動画も作成しました。(2026年2月21日公開)
ぜひ参考にしてください。
しまい







